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【ポケモンチャンピオンズ】マリルリの育成論・おすすめ型を解説

マリルリ

育成論シリーズ第2弾は、小さな見た目に反した爆発力を持つ積みアタッカー、マリルリです。特性「ちからもち」を活かした「はらだいこ」からの全抜きは、対戦経験の長いトレーナーにはお馴染みの型かもしれません。

マリルリの基礎データ

マリルリは、みずうさぎポケモンに分類されるみず・フェアリータイプのポケモンです。種族値の合計は420と控えめですが、特性と技の組み合わせ次第で数値以上の脅威になれるタイプです。

マリルリ(みず・フェアリータイプ)
項目 数値・内容
タイプ みず/フェアリー
特性 ちからもち/そうしょく(隠れ特性)/あついしぼう
HP 100
攻撃 50
防御 80
特攻 60
特防 80
素早さ 50
種族値合計 420

使用率ランキングでは77位(前回69位)と、環境トップクラスというわけではありませんが、刺さる相手には非常に強い、いわゆる「玄人好み」の一体です。

弱点と耐性

くさ・でんき・どくタイプの技を2倍で受けてしまいます。一方で、ほのお・こおり・かくとう・むし・あく・みずタイプの技には耐性を持ち、フェアリータイプなのでドラゴンタイプの技は一切効きません。


特性の選び方で戦い方が大きく変わる

マリルリは採用する特性によって役割がまったく異なる、二面性のあるポケモンです。

ちからもち(採用率86.5%)

自分が繰り出す物理技の威力(攻撃)が2倍になる特性です。攻撃種族値はわずか50ですが、この特性のおかげで実質的には攻撃100族相当の物理火力を発揮できます。後述する「はらだいこ型」の主軸となる特性です。

あついしぼう(採用率0.2%、隠れた実力派)

ほのお・こおりタイプの技のダメージを半減させる特性です。マリルリはもともとこの2タイプの技に耐性を持つため、あついしぼうが乗るとほぼ無効化に近い数値まで軽減できます。採用率は低いものの、特防に厚みを持たせた受け出し運用との相性は抜群です。

おすすめの性格と能力ポイント(努力値)

採用データでは、攻撃を上げて特攻を下げる「いじっぱり」が84.8%と圧倒的多数を占めています。「ちからもち」との相性がよく、物理火力を最大限まで高められるためです。

能力ポイントはまず攻撃に32振るのが基本です。HPについては、「はらだいこ」+「オボンのみ」の組み合わせを使う場合、オボンのみがHP実数値のちょうど半分を消費した直後に発動するよう、実数値を偶数に調整するのが定番です(HPに31を振る、または32振って余りを素早さに回すなど)。


おすすめの型2選

①ちからもち腹太鼓型(スタンダード)

マリルリの代名詞ともいえる、もっとも採用率の高い型です。

  • 性格:いじっぱり
  • 特性:ちからもち
  • 持ち物:オボンのみ
  • 能力ポイント:攻撃32特化、HPは実数値が偶数になるよう調整(31など)
  • 技構成:はらだいこ、アクアジェット、じゃれつく、アクアブレイク

「はらだいこ」でHPを半分消費する代わりに攻撃を一気に6段階まで引き上げ、直後に発動する「オボンのみ」で消費したHPを回復します。素早さは低いですが、優先度を持つ「アクアジェット」で上から攻撃できるため、積んだ後の遅さを補えます。「じゃれつく」はドラゴンタイプへの通し筋、「アクアブレイク」は等倍相手への安定打点として機能します。

②特防振りの受け型

腹太鼓型とは対照的に、高めの種族値HP・特防を活かして特殊アタッカーの前に居座る受け型です。

  • 性格:しんちょう
  • 特性:あついしぼう
  • 持ち物:たべのこし
  • 能力ポイント:HP32・特防32・防御2
  • 技構成:どくどく、アクアリング、まもる、なみのり

「まもる」で相手の出方をうかがいつつ「どくどく」で毒を入れ、「アクアリング」と「たべのこし」の継続回復で長期戦に持ち込みます。攻撃はみずタイプ一致の「なみのり」1本に絞り、役割破壊を狙われにくい安定重視の構成にしています。特防80という素の数値に加え、あついしぼうでほのお・こおりタイプの特殊アタッカーに強く出られるのが強みです。

技構成のポイント

特徴
はらだいこ HPを半分消費して攻撃を6段階上昇。①の型の起点。
アクアジェット 優先度+1の先制技。積んだ後の低い素早さを補う主力技。
じゃれつく 一致フェアリー技。ドラゴンタイプへの数少ない有効打点。
アクアブレイク 一致みず技。等倍相手にも安定して負荷をかけられる。
ばかぢから はがねタイプなどへの追加打点。使用後は自分の攻撃・防御が下がる点に注意。
どくどく 相手を毒状態にする変化技。②の型で継続ダメージを与える主軸。
アクアリング 毎ターンHPを回復する変化技。たべのこしと合わせて②の型の粘り強さを支える。
まもる 相手の行動を見てから動ける保険技。①②どちらでも腐りにくい。
なみのり 一致みず技。②の型で採用する唯一の攻撃技、等倍相手にも安定して負荷をかけられる。

立ち回りの注意点

①の腹太鼓型は、積む隙をどう作るかが最大の課題です。味方の「リフレクター」や「ひかりのかべ」といった壁で保護しながら繰り出すなど、安全に「はらだいこ」を撃てる状況を整えることが重要になります。また、「アクアジェット」は半減以下で受けられるポケモンに強引に止められてしまうため、そうした相手を先に処理しておくと展開がスムーズです。

②の受け型はどくどくの効果が薄い相手(すでに状態異常のポケモンや猛毒無効の相手など)には決定打を欠くため、パーティ内に別のフィニッシャーを用意しておくと安定します。「なみのり」だけでは崩し切れない相手が多い点を割り切って運用しましょう。

まとめ:特性次第で二つの顔を持つ玄人向けポケモン

マリルリは、種族値だけを見ると地味ですが、「ちからもち」による腹太鼓からの全抜きと、「あついしぼう」を活かした特防受けという、まったく異なる2つの戦法を選べる懐の深いポケモンです。

  • いじっぱり+ちからもち+オボンのみの「腹太鼓型」がもっとも一般的で、積めれば試合を決められる爆発力を持つ
  • 特防振りの受け型は「どくどく」+「アクアリング」で長期戦に強く、ほのお・こおりタイプの特殊アタッカーに強い
  • 弱点はくさ・でんき・どく
  • 積む型は展開のための壁役や後押しがあるとより安定する

見た目のかわいらしさとのギャップも魅力のひとつ。ぜひパーティに一体、育ててみてはいかがでしょうか。

本記事に掲載しているポケモンのイラストの著作権は株式会社ポケモンに帰属します。©Pokémon ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 技構成・努力値などのデータは執筆時点の情報であり、アップデート等により変動する場合があります。最新情報はPokémon Champions公式サイトをご確認ください。

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