
今回は『Pokémon Champions』の育成論として、ラウドボーンを取り上げます。使用率シングル35位につけるほのお・ゴースト複合タイプのポケモンで、専用技「フレアソング」と特性「てんねん」を活かした物理受けとして高い人気を誇ります。
ラウドボーンはメガシンカを持たず、隠れ特性「てんねん」で相手の積み技を無力化しながら、フレアソングで攻撃と同時に自分の特攻を上げていく独特な戦い方が魅力です。
ラウドボーンの基礎データ
まずはラウドボーンの種族値やタイプなど基本的なデータを確認しましょう。

| 項目 | 数値・内容 |
|---|---|
| タイプ | ほのお・ゴースト |
| 特性 | もうか(通常特性、採用率1.2%)/てんねん(隠れ特性、実質必須・採用率98.8%) |
| HP | 104 |
| 攻撃 | 75 |
| 防御 | 100 |
| 特攻 | 110 |
| 特防 | 75 |
| 素早さ | 66 |
HP104・防御100という高い物理耐久と、特攻110という意外に高い特殊火力を両立しているのが特徴です。素早さは66と低めなので、後出しからの受け運用が基本になります。
弱点・耐性
ほのお・ゴースト複合タイプの弱点・耐性は以下の通りです。
| 倍率 | タイプ |
|---|---|
| 弱点(×2) | みず・じめん・いわ・ゴースト・あく |
| 耐性(×0.5) | ほのお・どく・くさ・こおり・はがね・フェアリー |
| 耐性(×0.25) | むし |
| 無効(×0) | ノーマル・かくとう |
おすすめの性格と能力ポイント
- ずぶとい(防御↑攻撃↓): 物理受け型(採用率76.3%)で最もよく使われる性格です。能力ポイントはHP32・防御32・特防2が目安。
- おだやか(特防↑攻撃↓): 特殊方面の耐久も見たい場合に選択肢になります(採用率11.8%)。能力ポイントはHP2・特防32が目安。
特性は隠れ特性の「てんねん」がほぼ必須です。相手の能力ランク変化(積み技や下降技)の影響を受けずに攻撃・被弾できるため、積みエースの全抜きを止める受け駒として非常に優秀です。通常特性の「もうか」はHPが減った際にほのお技の威力が上がりますが、採用率はごくわずかにとどまります。
おすすめの型
①てんねん物理受け型(推奨・シングル向け)
- 性格:ずぶとい
- 特性:てんねん
- 持ち物:オボンのみ
- 能力ポイント:HP32・防御32・特防2
- 技構成:フレアソング・なまける・おにび・シャドーボール
HPと防御に能力ポイントを厚く振り、特性てんねんで相手の積み技を無効化しながら居座る物理受け型です。専用技のフレアソングは攻撃しながら自分の特攻を1段階上げる効果があり、受けに回りつつ着実に火力を伸ばせます。おにびで物理アタッカーを弱体化させ、なまけるで場持ちを良くしながら粘り強く戦いましょう。持ち物はオボンのみのほか、たべのこしとの相性も良好です。
②特殊方面重視型
- 性格:おだやか
- 特性:てんねん
- 持ち物:たべのこし
- 能力ポイント:HP2・特防32
- 技構成:フレアソング・なまける・シャドーボール・あくび
特防に能力ポイントを厚く振り、特殊アタッカーへの受け出し性能を高めた型です。おにびの代わりに「あくび」を採用することで、苦手な特殊ポケモンの交代を誘いながら有利な場面を作れます。たべのこしとなまけるを組み合わせて長期戦にも対応しやすくなります。
③ダブル向けまもるフレアソング型
- 性格:れいせい
- 特性:てんねん
- 持ち物:たべのこし
- 能力ポイント:HP32・特防32
- 技構成:フレアソング・シャドーボール・まもる・だいちのちから
ダブルバトルでは味方との連携を意識し、「まもる」で自分への集中攻撃をケアしながらフレアソングで特攻を積み上げます。だいちのちからは物理方面のほのおタイプ対策や、自分自身が受けにくいはがねタイプなどへの打点として役立ちます。
技構成のポイント
| 技名 | 特徴 |
|---|---|
| フレアソング | 威力80・命中100のほのおタイプ専用技。攻撃した後に必ず自分の特攻が1段階上がる。相手のみがわりも貫通する。 |
| なまける | 自分のHPを半分回復する変化技(使用後1ターン行動不能)。たべのこしやオボンのみと組み合わせて場持ちを良くする。 |
| おにび | 相手をやけど状態にする変化技。物理アタッカーの攻撃力を下げつつ、継続ダメージも与えられる。 |
| シャドーボール | 威力80・命中100のゴースト技。20%の確率で相手の特防を下げる安定した攻撃技。 |
| あくび | 相手を次のターンに眠らせる変化技(必中)。苦手なポケモンとの対面で交代を誘える。 |
| まもる | 相手の攻撃を1ターン無効化する変化技。ダブルバトルでの集中攻撃対策や様子見に使う。 |
立ち回りの注意点
ほのお・ゴースト複合タイプはみず・じめん・いわ・ゴースト・あくタイプの技に弱く、特にガブリアスやラグラージのようなじめんタイプの物理アタッカーには無理をしすぎないことが大切です。素早さが低めなので後手に回りやすい点も意識し、特性てんねんの強みである「積み技への耐性」を活かして受けサイクルの中で使いましょう。特殊技でのゴリ押しには弱いため、特防方面が薄い型では無理な受け出しを避けることも重要です。
まとめ
- 特性「てんねん」で相手の積み技を無効化しながら受けに回れるのが最大の強み
- 専用技フレアソングで攻撃と特攻上昇を同時に行える、受けながら崩せるポケモン
- 物理受け重視の「てんねん物理受け型」を軸に、特殊方面を補強する型やダブル向けの型も選択肢
高い耐久と専用技フレアソングを兼ね備えたラウドボーンは、積みエース対策の要として活躍できる頼れる受けポケモンです。ぜひ育成の参考にしてみてください。
本記事に掲載しているポケモンのイラストの著作権は株式会社ポケモンに帰属します。©Pokémon ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 技構成・努力値などのデータは執筆時点の情報であり、アップデート等により変動する場合があります。最新情報はPokémon Champions公式サイトをご確認ください。