
今回は『Pokémon Champions』で場に出るだけで戦況を変える、砂の壁「カバルドン」の育成論をお届けします。特性「すなおこし」による砂あらしの展開と、高いHP・防御・特防を活かしたサイクル戦での粘り強さが持ち味。じっくり相手を削りながら味方のエースへ繋ぐ、耐久パーティに欠かせない一体です。
基礎データ
カバルドンはじめん単タイプで、みず・くさ・こおりタイプの技に2倍弱点となる一方、いわ・どくタイプの技には耐性を持ち、でんきタイプの技は完全に無効化します。特性「すなおこし」は登場したときに天気を砂あらしに変える効果で、いわ・はがね・じめんタイプ以外の相手を毎ターン少しずつ削り続けられるのが最大の強みです。素早さは47と低めですが、HP108・防御118・特防72という高い耐久力で相手の攻撃を受け止めます。

| タイプ | じめん |
|---|---|
| 特性 | すなおこし |
| HP | 108 |
| 攻撃 | 112 |
| 防御 | 118 |
| 特攻 | 68 |
| 特防 | 72 |
| 素早さ | 47 |
| 種族値合計 | 525 |
| 弱点 | みず(×2)、くさ(×2)、こおり(×2) |
| 耐性 | いわ・どく(×0.5)、でんき(無効) |
おすすめの性格と能力ポイント
実際の使用データを見ると、性格「わんぱく」の型が採用率62.0%で最多数を占めています。HPと防御に能力ポイントを厚く振り、物理受けとして相手の攻撃を耐え切る運用が主流です。次点は性格「しんちょう」で採用率29.1%、HPと特防に振って特殊アタッカーへの耐性を高める型が使われています。いずれの型も、高い種族値合計を活かしてサイクル戦の中心となり、味方のエースへ試合を繋ぐ立ち回りが基本になります。
おすすめの型
①わんぱくHB物理受け型(シングル)
- 性格:わんぱく
- 持ち物:オボンのみ
- 能力ポイント:HP32・防御32・特防2
- 技構成:じしん、あくび、ステルスロック、なまける
採用率62.0%で最も使われている型です。HPと防御に極振りすることで、並の弱点物理技すら耐え切る要塞と化します。回復技の「なまける」を採用しているため、何度もサイクル戦に参加できるのが強み。「あくび」で相手の交代を強要しつつ、「ステルスロック」で場に居座り続けながら削りを稼ぐ、耐久パーティの中心となる型です。
②しんちょうD特殊受け型(シングル)
- 性格:しんちょう
- 持ち物:さらさらいわ
- 能力ポイント:HP32・防御2・特防32
- 技構成:じしん、あくび、ステルスロック、なまける
採用率29.1%の型です。さらさらいわを持たせることで、自身が起こす砂あらしの持続を8ターンに延長でき、特性「すなおこし」による相手への継続ダメージを長引かせながら特殊アタッカーを受け止める運用が特徴。長期戦のサイクル戦で安定した削りを維持できる、腰を据えた立ち回りが得意な型です。
③ダブル向け起点作成型(ダブル)
- 性格:ゆうかん
- 持ち物:オボンのみ
- 能力ポイント:HP32・防御32
- 技構成:じしん、あくび、ステルスロック、ふきとばし
ダブルバトル向けの型です。「あくび」と「ふきとばし」で相手の場を強制的に流動化させ、味方の積みポケモンへの起点を作る役割を担います。高い耐久力を盾に何度も相手の展開を崩しながら、パーティ全体の動きをコントロールする、サポート寄りの立ち回りが軸になります。
技構成のポイント
| 技名 | 特徴 |
|---|---|
| じしん | 威力100・命中100のタイプ一致技。カバルドンが持つ数少ない攻撃技であり、外せない主力技。 |
| あくび | 次のターンに相手を眠らせる補助技。相手の交代を強要し、サイクル戦の主導権を握る定番枠。 |
| ステルスロック | 相手の場に設置する設置技。交代してきた相手にダメージを与え続け、長期戦で削りを稼ぐ。 |
| なまける | 使用した次のターンは行動できないが、HPを大きく回復できる技。粘り強いサイクル戦を支える。 |
| ふきとばし | 相手を強制的に交代させる技。ダブルバトルで場の流動化や起点作成に活用される。 |
立ち回りの注意点
カバルドンはメインウェポンが「じしん」1本しかなく、これ以外にタイプ一致の攻撃技を持たないため、じめんタイプが効かない相手には手数で押し切れない点に注意が必要です。素早さが47と低いため、後手に回りやすく、先制技や高速アタッカーの一撃には弱いことも意識しておきましょう。「なまける」を使う際は行動不能になる次のターンの隙を相手に突かれないよう、場の状況を見極めることが重要です。
まとめ
カバルドンは特性「すなおこし」による継続ダメージと、高いHP・防御・特防を活かした粘り強いサイクル戦が魅力のポケモンです。わんぱくHB物理受け型で王道の耐久運用をするもよし、しんちょうD特殊受け型で長期戦を見据えるもよし、と使用率上位2型はどちらも安定した強さを誇ります。まずは採用率トップのわんぱくHB物理受け型から試して、砂あらしを活かしたサイクル戦の要として育ててみてください。
本記事に掲載しているポケモンのイラストの著作権は株式会社ポケモンに帰属します。©Pokémon ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 技構成・努力値などのデータは執筆時点の情報であり、アップデート等により変動する場合があります。最新情報はPokémon Champions公式サイトをご確認ください。