
育成論シリーズ第5弾は、使用率7位という環境トップクラスの人気を誇るメガギャラドスです。「いかく」で相手を弱体化させながら「りゅうのまい」で全抜きを狙う、対戦の歴史を通じて長く愛されてきた型が、本作でも健在です。メガシンカしない通常のギャラドスの育成論は別記事でまとめているので、そちらもあわせてチェックしてみてください。
メガギャラドスの基礎データ
ギャラドスは、きょうぼうポケモンに分類されるみず・ひこうタイプのポケモンです。『ギャラドスナイト』でメガシンカすると、タイプがみず・あくに変化し、攻撃・防御・特防が大きく上昇します。

| 項目 | 数値・内容 |
|---|---|
| タイプ(メガシンカ後) | みず/あく |
| 特性(メガシンカ後) | かたやぶり |
| 特性(メガシンカ前) | いかく(推奨) |
| 持ち物 | ギャラドスナイト(メガストーン、固定) |
| HP | 95 |
| 攻撃 | 155 |
| 防御 | 109 |
| 特攻 | 70 |
| 特防 | 130 |
| 素早さ | 81 |
| 種族値合計 | 640 |
メガシンカ前(みず・ひこう)のHP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さはそれぞれ95・125・79・60・100・81、種族値合計540です。使用率は7位(前回8位)と、環境の中でも常連クラスの人気を維持しています。
弱点と耐性
メガシンカ前はでんきタイプの技を4倍で受けてしまう、いわゆる「ガラス片」のような弱点を抱えています。メガシンカ後はタイプがみず・あくに変わるため、でんきタイプの弱点は2倍まで緩和され、代わりにこおり・フェアリー・でんき・くさ・かくとうタイプが2倍弱点になります。ほのお・はがね・むし・あく・こおり・みずタイプの技には耐性を持ち、エスパータイプの技は一切効きません。
特性の使い分け
いかく(メガシンカ前、採用率99.2%)
場に出るだけで相手の攻撃を1段階下げる特性です。相手の物理アタッカーを弱体化させながら、安全に「りゅうのまい」を積む隙を作れます。
かたやぶり(メガシンカ後、固定)
相手の特性を無視して攻撃できる特性です。「ふゆう」や「ばけのかわ」といった、通常なら攻撃を防いだり軽減したりする特性を無視できるため、本来なら苦手なはずの相手にも押し勝てるようになります。
おすすめの性格と能力ポイント(努力値)
採用データでは、素早さを上げる「ようき」(46.3%)と、攻撃を上げる「いじっぱり」(46.2%)がほぼ同率でトップを分け合っています。能力ポイントは攻撃と素早さに32ずつ振り、残り2をHPに回すのが基本です。
おすすめの型2選
①りゅうのまい速攻型(スタンダード)
環境で圧倒的に主流の、メガシンカを前提とした全抜き型です。
- 性格:ようき(またはいじっぱり)
- 特性:いかく(メガシンカ前)→かたやぶり(メガシンカ後)
- 持ち物:ギャラドスナイト
- 能力ポイント:攻撃32・素早さ32・HP2
- 技構成:りゅうのまい、たきのぼり、じしん、こおりのキバ/かみくだく
「いかく」で相手の攻撃を下げつつ様子を見て、安全なタイミングでメガシンカ。「りゅうのまい」で攻撃・素早さを1段階ずつ上げてから、「たきのぼり」や「じしん」で押し切ります。「こおりのキバ」はドラゴンタイプへの打点、「かみくだく」はメガシンカ後の一致あく技として機能します。
②わんぱく耐久振り型
①と同じ「りゅうのまい」戦術をベースに、メガシンカするまでの安全性を高めた型です。
- 性格:わんぱく
- 特性:いかく(メガシンカ前)→かたやぶり(メガシンカ後)
- 持ち物:ギャラドスナイト
- 能力ポイント:攻撃32・素早さ32・HP2
- 技構成:りゅうのまい、たきのぼり、じしん、まもる
「わんぱく」で防御を補強し、メガシンカ前の受け出しをより安定させます。コンボ的な打点は①よりやや落ちますが、「まもる」を採用することで、メガシンカや「りゅうのまい」を積むタイミングを安全に見計らえるのが強みです。
技構成のポイント
| 技 | 特徴 |
|---|---|
| りゅうのまい | 自分の攻撃・素早さを1段階ずつ上昇。両方の型の起点。 |
| たきのぼり | 一致みず技。20%の確率で相手をひるませる、メインウェポン。 |
| じしん | じめんタイプの技。でんきタイプなど弱点を突かれやすい相手への数少ない打点。 |
| こおりのキバ | 威力は低いが、ドラゴンタイプの弱点を突ける貴重な技。①の型で採用。 |
| かみくだく | メガシンカ後は一致あく技になる。相手のみがわりも貫通。 |
| まもる | 相手の行動を1回無効化。②の型でメガシンカ・積みの安全確保に使う。 |
立ち回りの注意点
メガシンカ前は、でんきタイプの技を4倍で受けてしまう点が最大の弱点です。相手にでんきタイプの技持ちがいる場合は、無理に居座らず様子を見てからメガシンカを切るタイミングを見極めましょう。メガシンカ後も弱点タイプ自体は5つに増えるため、積んだあとも過信は禁物です。
まとめ:いかくと積み技を兼ね備えた、対戦環境の常連
メガギャラドスは、メガシンカ前後で特性・タイプ・弱点がすべて変化するという、対戦上とてもユニークな特徴を持つポケモンです。
- ①りゅうのまい速攻型は環境でも屈指の採用率を誇る、王道の全抜き構成
- ②わんぱく耐久振り型は、メガシンカまでの安全性を高めた守り寄りの選択肢
- メガシンカ前は でんきタイプ4倍弱点、メガシンカ後は5タイプの2倍弱点と、どちらの状態でも弱点管理が重要
- かたやぶりでふゆう・ばけのかわなどの特性を無視できるのも隠れた強み
長年愛されてきた「いかく+りゅうのまい」の安定感を、ぜひ本作でも味わってみてください。
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