
今回は『Pokémon Champions』の「カイリュー」の育成論をお届けします。ドラゴン・ひこうタイプで攻撃・耐久ともに高水準、特性「マルチスケイル」による行動保証も魅力の万能アタッカーです。「りゅうのまい」を積んでからの全抜きを狙う物理アタッカーとして、非メガシンカでも十分に戦える型が確立されています。なお、メガシンカ後の「メガカイリュー」は種族値配分が特殊寄りに大きく変わり運用がまったく異なるため、別記事で詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
基礎データ
カイリューはドラゴン・ひこうタイプの複合で、じめんタイプの技を無効化しつつ、ほのお・みず・かくとう・むしタイプの技を軽減できる優秀な耐性を持っています。一方でこおりタイプの技には4倍弱点となる点には注意が必要です。

| タイプ | ドラゴン/ひこう |
|---|---|
| 特性 | マルチスケイル |
| HP | 91 |
| 攻撃 | 134 |
| 防御 | 95 |
| 特攻 | 100 |
| 特防 | 100 |
| 素早さ | 80 |
| 種族値合計 | 600 |
| 弱点 | こおり(×4)、いわ・ドラゴン・フェアリー(×2) |
| 耐性 | ほのお・みず・かくとう・むし(×0.5)、くさ(×0.25)、じめん(無効) |
おすすめの性格と能力ポイント
非メガシンカでの運用では、性格「いじっぱり」の物理アタッカー型が代表的です。特性「マルチスケイル」はHPが満タンの時に受けるダメージを抑えてくれるため、最初の1発を耐えながら「りゅうのまい」を積む運用と相性が良く、積んだ後は攻撃134からの高火力技で押し切ります。能力ポイントは攻撃・素早さに32ずつ振り、残りをHPや防御に軽く回す配分が基本です。持ち物は状態異常対策の「ラムのみ」や、弱点の氷技を軽減する「ヤチェのみ」など、耐久寄りの木の実が好まれます。
おすすめの型
①ラム竜舞型(シングル)
- 性格:いじっぱり
- 持ち物:ラムのみ
- 能力ポイント:HP1・攻撃32・防御1・素早さ32
- 技構成:げきりん、じしん、しんそく、りゅうのまい
非メガシンカの代表的な型です。特性「マルチスケイル」で最初の一撃を耐えつつ「りゅうのまい」を積み、攻撃・素早さを大きく引き上げてから全抜きを狙うエース運用。積んだ後は優先度+2の「しんそく」で素早さ負けの相手にもトドメを刺せるのが強みで、フェアリータイプがいなければタイプ一致の「げきりん」で押し切ります。「ラムのみ」を持たせることで、積んでいる間に状態異常で止められるリスクをケアできます。
②ヤチェのみスケショ型(シングル)
- 性格:いじっぱり
- 持ち物:ヤチェのみ
- 能力ポイント:HP2・攻撃32・素早さ32
- 技構成:スケイルショット、じしん、しんそく、アイススピナー
4倍弱点であるこおりタイプの技のダメージを「ヤチェのみ」で一度だけ軽減しつつ、「スケイルショット」で攻撃しながら素早さを積み重ねていく型です。こおりタイプ相手にも「アイススピナー」で後出しから対抗できるのも特徴。りゅうのまい型よりもやや低火力ですが、氷技への耐性を確保できる分、より安定して立ち回れます。
③ダブル向け型(ダブル)
- 性格:ようき
- 持ち物:いのちのたま
- 能力ポイント:HP2・攻撃32・素早さ32
- 技構成:しんそく、げきりん、じしん、まもる
ダブルバトル向けの型です。優先度+2の「しんそく」を軸に、素早さで負けている相手にも確実にトドメを刺せる点を活かします。いのちのたまで一撃ごとの火力を引き上げつつ、「まもる」で味方との連携やダメージ回避のタイミングを計れます。
技構成のポイント
| 技名 | 特徴 |
|---|---|
| げきりん | タイプ一致の高火力ドラゴン技。威力が高い分、連続で使うと自分の技タイプが乱れるデメリットがある。 |
| じしん | タイプ一致に近い高火力技。じめんタイプを半減以下にできる相手には通りにくい点に注意。 |
| しんそく | 優先度+2の先制技。素早さで負けている相手にも確実にトドメを刺せる貴重な一手。 |
| りゅうのまい | 攻撃・素早さを同時に引き上げる積み技。マルチスケイルと組み合わせて安全に発動しやすい。 |
| スケイルショット | 攻撃しつつ自身の素早さを上げられる技。積みながら攻撃できるため無駄がない。 |
| まもる | ダブルバトルで味方との連携やダメージ回避に使える補助技。 |
立ち回りの注意点
カイリューはこおりタイプの技に4倍弱点を持つため、こおりタイプの技を持つ相手が見えている場面では無理に居座らず後続に任せる判断も大切です。特性「マルチスケイル」はHPが満タンの時のみ効果を発揮するため、こおりタイプの連続技(みぞれくちばし・つららばり等)や設置技のダメージを受けた状態では通常通りのダメージを受けてしまう点にも注意しましょう。りゅうのまい型は積む前に集中攻撃を受けると本来の性能を発揮できないため、繰り出すタイミングを見極めることが重要です。
まとめ
カイリューは非メガシンカでも十分に高い実力を発揮できる、攻守のバランスに優れたポケモンです。りゅうのまいでじっくり積んでから押し切る型が代表的ですが、持ち物や技構成次第で耐久寄り・ダブル向けと幅広く調整できるのも魅力。メガシンカ後の運用とはまったく異なる立ち回りになるので、まずは非メガシンカの物理アタッカー型から試してみてください。
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