
今回は『Pokémon Champions』の「イダイトウ(オス)」の育成論をお届けします。シングルバトル使用率14位という環境上位の人気を誇る、みず・ゴーストタイプの物理アタッカーです。特性「てきおうりょく」によるタイプ一致技2倍という圧倒的な火力補正を武器に、序盤から終盤まで隙のない攻めを見せてくれます。イダイトウにはオスとメスで別個体扱いとなる特別なフォルムがあり、この記事では使用率で大きく差をつけているオスのすがたを中心に解説します。
基礎データ
イダイトウ(オス)はみず・ゴーストタイプの複合で、ノーマル・かくとうタイプの技を無効化しつつ、ほのお・みず・こおり・はがね・どく・むしタイプの技を軽減できる優秀な耐性を持っています。一方ででんき・くさ・ゴースト・あくタイプの技には弱点となる点には注意が必要です。

| タイプ | みず/ゴースト |
|---|---|
| 特性 | てきおうりょく/すいすい(隠れ特性:かたやぶり) |
| HP | 120 |
| 攻撃 | 112 |
| 防御 | 65 |
| 特攻 | 80 |
| 特防 | 75 |
| 素早さ | 78 |
| 種族値合計 | 530 |
| 弱点 | でんき・くさ・ゴースト・あく(×2) |
| 耐性 | ほのお・みず・こおり・はがね・どく・むし(×0.5)、ノーマル・かくとう(無効) |
おすすめの性格と能力ポイント
性格は攻撃を上げて特攻を下げる「いじっぱり」と、素早さを上げる「ようき」の2択が中心です。特性「てきおうりょく」でタイプ一致技の圧力が非常に高いため、「いじっぱり」で攻撃補正をかけると「アクアジェット」の縛り性能や「ウェーブタックル」の押し込みがさらに強くなります。一方「ようき」は素早さを伸ばして上から動きたい場面に向いています。能力ポイントは攻撃と素早さに32ずつ振る配分が基本です。HP120と高い反面、防御は低めなので、受けに回るよりも先手を取って倒す立ち回りのほうが強みを活かしやすいポケモンです。
特性は「てきおうりょく」がほぼ一択です。タイプ一致補正が通常の1.5倍ではなく2倍になるため、「ウェーブタックル」「アクアジェット」「おはかまいり」のすべてが凄まじい火力になります。雨パーティで使うなら、素早さが2倍になる「すいすい」も候補に入り、雨によるみずタイプの火力増強と合わせて非常に強力な運用が可能です。
おすすめの型
①スカーフアタッカー型(シングル)
- 性格:ようき
- 特性:てきおうりょく
- 持ち物:こだわりスカーフ
- 能力ポイント:HP2・攻撃32・素早さ32
- 技構成:ウェーブタックル、おはかまいり、アクアジェット、クイックターン
素早さを補って上から高火力を押しつける、最も採用率の高い型です。特性「てきおうりょく」込みの「ウェーブタックル」は等倍相手にも強烈で、こだわりスカーフを持つだけで多くのアタッカーへダメージを押し付けられます。技の縛りは「クイックターン」で後続に交代しつつリセットできるのも便利です。
②タスキスイーパー型(シングル)
- 性格:いじっぱり
- 特性:てきおうりょく
- 持ち物:きあいのタスキ
- 能力ポイント:HP2・攻撃32・素早さ32
- 技構成:ウェーブタックル、おはかまいり、アクアジェット、こうそくいどう
「きあいのタスキ」で行動保証を確保し、終盤に「おはかまいり」で一気に試合を締める積極的な型です。味方が倒れるほど威力が50ずつ上がる「おはかまいり」は終盤の一貫性能が非常に高く、「こうそくいどう」で素早さを積めば残った相手を上から掃除できます。防御は低めなので、有利対面で着地させてから仕掛けるのが理想です。
③ダブル向けすいすい型(ダブル)
- 性格:いじっぱり
- 特性:すいすい
- 持ち物:いのちのたま
- 能力ポイント:攻撃28・防御6・素早さ32
- 技構成:ウェーブタックル、おはかまいり、アクアジェット、まもる
雨パーティに編成する型です。特性「すいすい」により雨天下では素早さが2倍になり、環境の多くのポケモンより上から行動できます。雨によるみずタイプの技の威力上昇と「いのちのたま」を組み合わせることで、「てきおうりょく」型に迫る高火力も両立できるのが魅力です。
技構成のポイント
| 技名 | 特徴 |
|---|---|
| ウェーブタックル | 威力120のみずタイプ物理技。反動はあるが、てきおうりょく込みの破壊力は受け出しを許さない。 |
| おはかまいり | 味方が倒れるほど威力が50ずつ上がるゴーストタイプ物理技。終盤の一貫性能が非常に高い主力技。 |
| アクアジェット | 優先度+1のみずタイプ先制技。削れた相手を確実に仕留められる。 |
| クイックターン | 攻撃しながら交代できるみずタイプの技。こだわり系アイテムの縛りをリセットしつつ対面操作ができる。 |
| こうそくいどう | 自分の素早さを2段階上げる積み技。積んだ後は多くの相手より上から行動できる。 |
| まもる | ダブルバトルで味方との連携やダメージ回避のタイミングを計るための補助技。 |
立ち回りの注意点
イダイトウ(オス)は防御65と物理耐久がやや低く、「ウェーブタックル」自体にも反動がある攻撃的なポケモンのため、雑に受け出しを繰り返す運用にはあまり向きません。弱点であるでんき・くさ・ゴースト・あくタイプの技を持つ相手が見えている場面では、無理に居座らず後続に任せる判断が大切です。有利対面で着地させて1体ずつ確実に仕留めていく、終盤の抜きエース兼ストッパーとして扱うのが理想の立ち回りです。ノーマル・かくとうタイプの技を完全に無効化できる点は、対策の対策として頭に入れておくと立ち回りやすくなります。
まとめ
イダイトウ(オス)は特性「てきおうりょく」による圧倒的なタイプ一致火力を武器にした、環境上位の物理アタッカーです。「こだわりスカーフ」で上から縛るスカーフアタッカー型と、「きあいのタスキ」で終盤に仕留めるタスキスイーパー型、それぞれ持ち味が異なるので、パーティの構築方針に合わせて選んでみてください。
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